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おすすめラジオクラウド アトロク「宇多丸『ゲーム・オブ・スローンズ』を語る」

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こんにちは。文字起こし職人のみやーんです。僕が選んだラジオクラウドのおすすめコンテンツを紹介するコーナーの第51回目。
今回は『アフター6ジャンクション』の中から「宇多丸『ゲーム・オブ・スローンズ』を語る」です。

宇多丸さんが大腸憩室炎で入院した際に見始めた人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』をついに最終話まで完走。その感想などを話していました。


宇多丸:そんな中で私、現在ちょっと2つの達成感を……。

日比麻音子:あ、そうそう。なんですか?

宇多丸:ささやかなことですよ。オープニングトークにふさわしい……オープニングトークってこういう身の回りのどうでもいいこともしていいんでしょう?

日比麻音子:そうそう。ゆるっと。

宇多丸:ひとつは、ある仕事……これは言えない範囲もあるんですけども。とあるレコーディング仕事というか、それを昨日の夜、放送が終わった後にちゃんとやってきた。でも、比較的僕にしては順調にポンポンと進んでいい感じに終わったかなと。その仕上がりを待つばかりという。これ、ずっと僕は「考える時間をくれ」っていうのが長いので。ずっとずーっと考えて作って、それでブラッシュアップしてみたいなのが長いんで。ようやく解き放たれたというか。これはいずれ、発表できるかなと。いま、みなさんに発表してないやつ、2つぐらいやっていますから。これ、いいですね。

日比麻音子:おっ、結構あるじゃないですか。

宇多丸:弾が2つ!

日比麻音子:それってでも、ワクワクしません?

宇多丸:そうですね。早くお聞かせしたいな、みたいなのがあって。それがひとつ、達成感ね。で、そのひとつ、仕事を終えた達成感に包まれて家に帰ってきました。深夜過ぎですよ。もう3時ぐらいになってましたよ。まあ、はっきり言って作業は終わっていたんだけど、1時間半ぐらいずっとダベッてたんですけども。

日比麻音子:フフフ、解き放たれたからね(笑)。

宇多丸:そうそう。それで帰ってきて、そこでもうひとつの達成感。これはずっとそのレコーディングが終わったら……っていうことで取っておいたんですけども。『ゲーム・オブ・スローンズ』、アメリカのドラマシリーズ。シーズン8で完結したんですけど。僕は令和に変わる前後のタイミングで大腸憩室炎になって10日ぐらい入院したじゃないですか。まさにそのタイミングで、その入院している時に病室にWi-Fi! Wi-Fiをトーン! 『ゲーム・オブ・スローンズ』、トーン、トーン、トーンッ! で『ゲーム・オブ・スローンズ』をついに本格的に……前、途中まで見ていたんだけども。やっぱり『ゲーム・オブ・スローンズ』を履修しなければならないっていうことで始めたわけです。

日比麻音子:くぅーっ!

宇多丸:それがついに、要するにそのレコーディングが終わって帰ってきたら最後の1話を見るぞっていうことで。

日比麻音子:おお、取っておいたんですね。ショートケーキのイチゴ的に。

宇多丸:取っておいたんですよ! で、最後、その『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終話を見終わり、見終わりってからの、まだちょっと寝るには時間があるぞっていうことで。まあ正直、すでに1杯やっています。1杯やっている状態で、なんなら、なんならこれ……1話! 第1話に戻るっていうのもこれ、オツなもんかもしれんぞ?っていうことで、1話目に戻って、もう1回1話目を見直しちゃって。そうすると、1話目を見るとまた続きが見たくなっちゃうから……ということで。いま、2周目に突入ぐらいの。

日比麻音子:アハハハハハハッ!

宇多丸:そんぐらいやっぱりね、『ゲーム・オブ・スローンズ』ロスがね。「ああ、終わっちゃった……」っていうね。

日比麻音子:でもだって、令和になった時ですから、めちゃくちゃ短期間で一気に?

宇多丸:まあ約3ヶ月ですね。

日比麻音子:すごいペースですね!

宇多丸:まあとにかく、ちょっとした合間。出かける前に「ああ、1時間あるな? 『ゲーム・オブ・スローンズ』見よう!」。帰ってきて「ああ、寝る前にまだちょっとあるな? 『ゲーム・オブ・スローンズ』見よう!」って。

日比麻音子:じゃあ結構この3ヶ月は濃密に『ゲーム・オブ・スローンズ』と共に?

宇多丸:そうそう。合間にやっていて。で、もちろん世界的に……いま、たぶんそういうコンテンツとしていちばん人気がある……ある世代にはものすごいアイコンになる、『スター・ウォーズ』級のそういうものになるっていう。MCUや『スター・ウォーズ』級っていうところもあると思うから。やっぱり、まあ面白いんですよ。ひらたく言えば。

日比麻音子:へー! 始めたいけどな……。

宇多丸:特にシーズン1ぐらいはまだ全然セッティングの段階で。やっぱりメインのキャラクターが一通り出揃って。それで、さあ……っていうぐらいのところまで行って。要するに、どういう話かが把握できて、キャラクターもそれぞれに把握できて。まあ好きなキャラクターや嫌いなキャラクターができてくる頃になるともう、いよいよっていう感じなんですよね。だからね、シーズン1ぐらいはまだセッティングの段階。

日比麻音子:うわっ、でも長いですね。そう思うと。

宇多丸:でも、1話ごとの引きが上手いから。特にシーズン終わりの引きがすごい! みんなあれさ、2011年からやっていますから。8年、要するに1年1シーズンのペースじゃないですか。まあそのぐらい手間がすごい……特に最後の方とか、映画でもちょっとこの規模はないでしょう?っていうレベルで。

日比麻音子:CGとかですか?

宇多丸:セットですね。CGもすごいですけど。巨大セットと巨大エキストラと。当然、ファンタジーだけど時代物チックなファンタジーなので衣装とかも全部きっちりやらなきゃいけない。もうめちゃくちゃ金もかかっていて壮大なんですよ。いまの映画でもあの規模のものはないなっていうぐらいのあれがあって。だからそれぐらい時間がかかっている。リアルタイムで見ていた人はこれ、だから間ですげえ待っていたわけでしょう? よく我慢できたな!っていう。俺はだから一気に見れてストレスがなかったですけど。

日比麻音子:365日待たなきゃいけなかった人もいっぱいいたでしょうから。

宇多丸:で、そのシーズン8のエンディング、僕もすごい感心したのはやっぱり、ほら。ドラマシリーズって人気があるから続いちゃって。もうピークはすぎたのにな……っていうの、あるじゃないですか。ちゃんとやっぱりね、その終わりの一点に向けてちゃんと全部がきれいにうねっていくっていうか。すごくよくできていて。シーズン8の終わり方に関してはね、いちぶファンが「こんな終わり方かよ」って。要するに原作を超えてエンディングに行っちゃったんで不満もあるようですけども。僕はちょっとその一気に見たせいもあるのか、僕はこれはこれでやっぱりこうなるしか……それぞれのキャラクターが「ああ、この人はこうなるよな」っていうところに収まったように僕には見えたけどね。

日比麻音子:ほう。ストンと。

宇多丸:まあ、ちょっとあっけなく見える部分というのもあるにはあるけど。僕はだからすごくね、大満足です。

日比麻音子:へー! しかも結構、本当にまさに達成感ですよね。だって8シーズン分って……。

宇多丸:ねえ。平成の終わりからずっと見てきたんだけど。だからということでね、日比さんももし機会があったらというような。

日比麻音子:へー! 時間がね、いるんで。やっぱり覚悟がいるなって。いまさら始めるには。

宇多丸:もちろんクリエイターたち、次の『スター・ウォーズ』の新しいシリーズを任されたりもするんで。これはちょっと、履修は必須の時代に入ってきているなと。でも本当に面白さは保証しますんで。ただね、エロい、グロい……。

日比麻音子:エロいんですか?

宇多丸:頭の方に戻ったら「あれっ? こんなに裸が出てきてたっけ?」っていう。後半よりも最初の方がこれでもか!っていうぐらい性の要素を打ち出していて。あと、やっぱりバイオレンスはね、結構俺も途中で見ながら「ええーっ!?」って。結構そういうの、見慣れているつもりだったけど、「ええっ?」ってなったりもするし。いやいや、ぜひぜひ。まあ「なにをいまさら」って思っているかもしれないけども。でも、そのシーズン8はこの4月とかでしたっけ? 配信されたのは。だから比較的完結してから間もないので、乗るならいまだっていうことでね。

日比麻音子:はい。いまのうちに乗っておかないといけないなと。

宇多丸:あと日比ちゃんはね、あと我々、作家の古川さんとかも交えての『ふぞろいの林檎たち』会とか、いろんなものを履修しなきゃいけないという。

日比麻音子:それも徹底的に講習を受けないと(笑)。

宇多丸:おまけに春日太一さんのガンダムまで履修をしなくちゃいけないという(笑)。

日比麻音子:そうなんですよね(笑)。ガンダムを見たらちゃんと時代劇まで見たくなるから。もう科目数、夏休みの宿題が多いのよ(笑)。

宇多丸:本当ですよね。俺、しかもその合間に県立美術館もいろいろ回らなくちゃいけないから、大変なことになっているという。

日比麻音子:アハハハハハハッ! 大変だ(笑)。


全世界的な大ヒットドラマで、かつ次のシリーズの『スター・ウォーズ』の製作にも関わるということであればやはり『ゲーム・オブ・スローンズ』、必見なんでしょうね。さすがに8シーズンもあるとなかなか手を出しづらいんですが……夏休みに一気にトライしてみたいと思います!

アトロク「宇多丸 ゲーム・オブ・スローンズ』を語る」

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※音源5:15あたりから始まります。