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政治…働き方改革…ハラスメント。社会問題解決のヒントは動物に!

ACTION

8月1日(木)のゲストは動物行動学者の新宅広二さん。新宅さんから人間の社会問題は動物にも通ずるということを教えてもらいます。

■安倍総理もビックリ!チンパンジーは根回し上手?

新宅:特に霊長類においては人間と同じライン上の政治が行われています。

羽田:同じですか…?

新宅:例えば、猿山にはボスがいるというのは聞いたことがあると思います。ピラミッド状になっていて。ではそれは、誰が決めているのかというと、実は喧嘩とかではなく、派閥が重要になっていきます。

羽田:派閥!

幸坂:政治家みたい…!

新宅:一つの群れの中に派閥があって、しかも派閥には連合という機能があるんです。

羽田・幸坂:連合…!?

新宅:「1・3連合」という法則があって、1位と3位が必ず連合を組むという。つまり、1番にとって2番は追ってくる、3番にとっては目の上のたんこぶ。1番と3番が手を組んで、2番を陥れるという連合ですね。そのための根回しを丁寧にやっていくんですよね。

羽田:根回しというのは?

新宅:例えば、食事場所や寝場所での良いポジションを用意したり、「派閥が大きくなると、他の弱小派閥の個体はいるだけで避けてくれるよ」とかをアピールしたりですね。政治家も一緒ですよね(笑)

羽田:集団の中での特別なルールというのはあるんですか?

新宅:大きい派閥の中からリーダーが出るので、そのリーダーの中で最終的な1番を決めますね。

羽田:もう本当、政治と一緒ですね。

新宅:それは見かけ上、喧嘩だったりしますが、それだけじゃなくてどれだけ威圧的か。「我々は盤石なグループに属しているんだ」ということを日頃からアピールしているんですね。

羽田:賄賂はあるんですか?

新宅:賄賂っぽいものはあって、例えばグルーミングという毛づくろい。よくノミを取っているとか言われていますが、実は全然そんなことなくて、あれはゴマをすってるんです。本来は仲良し同士でやるんですが、自分たちの派閥に来て欲しかったり、グループを拡大するのに、ちょっとゴマすったりですね。

■本来は動物行動学の用語だった!動物から学ぶ、ハラスメント

新宅:学術的に古くから文献に出てまして。社会性動物の中で、何かの目的を阻害するための行動を指します。単なる嫌がらせではなくて、もっと目的がはっきりしています。繁殖競争の中で、阻害させるような邪魔をするとか。単なる嫌がらせとか、ストレスが溜まってというのとはニュアンスが違います。

羽田:パワハラをする動物っているんですか?

新宅:群れの動物、社会性動物は基本パワハラです(笑)

羽田:基本パワハラなんですね(笑)

新宅:それが儀式化されていて。ハラスメントをされる側も、降参するサインというのがあって。「逆らいません!」というのを早めにやって、しつこくやられないようにするとか。

幸坂:犬もお腹見せますよね。

新宅:そうですね、必ずハラスメントとそれに対するリアクションはセットになっていて。彼らはそれで解決しようとしてますね。

羽田:オスにセクハラするメスもいるんですか?

新宅:ありますよ。ゴリラはハーレム型なので、メス同士でオスを取り合うことがあるんです。良い仲になっていると、ちょっとずつ意地悪するとか(笑)

幸坂:女の戦いが行われるんですね…!

新宅:そうですね、見えないところで。

幸坂:見えないところで行われるんですか?

新宅:ハラスメントは結構、見えないところで行われることが多いです。今何が起こったかというのを見逃しやすいんですよね。例えば、これから交尾しようとするときに、近くを歩いてちょっと触ったりとか。

羽田:迷惑ですね…(笑)

新宅:タマをちょちょんと触ったり…(笑)あとイルカも結構ハラスメントが酷いですよ。

羽田:イルカですか…?

新宅:ヒレを噛んだり、結構ネチネチやるんですよ。爽やかなイメージがありますが。

この他、働き蜂や働き蟻は実はメスだったという話も!ゲストコーナー全編はradikoのタイムフリーで。

8月1日のGUEST ACTIONを聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190801162812

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)