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N国を面白おかしく報じて大丈夫?

ACTION

先日の参議院選挙で1議席を獲得し、比例代表では99万票を獲得したNHKから国民を守る党。ニュースやワイドショーを騒がせていますが、そのことについて武田さんが考えます。

武田:「NHKをぶっ壊す!」のポーズが、インスタ映えするらしいんですね(笑)

武田:「ふざけたこと言ってるな」と思うんだけど、”ふざけたことを言う”ということを立花さんは徹底してきた人なんですよね。それをやることで「普段投票に行かない人にターゲットを絞った」と明らかにしていて。この春の統一地方選挙でN国は26人当選してるんだけど、その中には過去に排外的・差別的発言で問題になった人もいるんですね。

「N国はNHKのスクランブル放送化だけを主張するワンイシューの政党です」と彼は言ってますが、ホームページを見るとNHKから国民を守る党のもう一つの公約が書いてあって、「生活保護費は現金支給から現物支給へ」と書いてあるんですね。生活保護受給者には現金やクーポンではなく、衣食住を管理して公共の施設に入居してもらおうという、それはマズいだろということを書いているんですね。それによって生活保護費の削減や不正受給の撲滅が出来ると書いてあるんだけど、生活保護受給者の人たちをある場所に隔離して、生活させるというのはとんでもない提案だなと思うんだけど、そういったことがどこまで届いているのでしょうかということですよね。

この間、中村文則さんが選挙前ゲストで来て下さったときに、「選挙って何であらかじめ事前に議論しないんですか?」という話をしましたが、選挙終わってみると、「N国って面白いですよね」という話ばかりで。でも振り返ってみると、日米首脳会談でトランプさんが要求した関税引き下げの件とか、6月に提出されるとされた年金の財政検証とか。それも「選挙後に発表します」と言って、未だに出て来てない。

あと、アメリカが在日米軍の駐留経費の日本側負担をもっと大幅に増額してくれと日本政府に言っているよとか、ホルムズ海峡の有志連合参加はどうなってますかとか、本当に色んなことを議論しなきゃいけないのに、「N国って面白くないですか?」となっているのは、もしかしたら政権を運営している人たちは「ニヤリ」と思っているんじゃないかなと。追求されるのが嫌な議論がやり過ごされている感じがします。

N国報道によって、本来されるべき議論がされていないことを危惧する武田さんのコラム全編はradikoのタイムフリーで。

8月2日のPARSONALITY ACTIONを聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190802160000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)