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あのスピルバーグにE.T.実演?!~小澤征悦さん

コシノジュンコ MASACA

2019年9月1日(日)放送
小澤征悦さん(part 2)
1974年、カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。成城大学を卒業後、1998年NHK大河ドラマ「徳川慶喜」で沖田総司役として俳優デビュー。翌年、崔洋一監督の『豚の報い』で映画初出演を果たし、日本はもちろんハリウッドでも活躍中です。父親は世界的指揮者の小澤征爾さん。

出水:1998年に大河ドラマ「徳川慶喜」で沖田総司役でデビューしてから、俳優生活。デビューがいきなり大河ドラマというのもなかなかですよね!

小澤:ありがたい話ですよね。ただ、ほとんどセリフがある役ではなくて、立ち回りがメインだったんです。出させてもらう前に半年間、所作も含めて稽古をつけていただいたんです。それで稽古の一貫として、竹に水で濡らした藁を巻いて、袈裟切りといって斜めに切るような切り方があるんですけど、それを真剣で切らせていただいた。刃筋が通っていると、力が要らないんですよ。

JK:うわぁ! すごい経験ね!

小澤:ただ怖いのは、斜めに切った後足を引かないと、自分の足まで切ってしまう。そういう練習もしなきゃいけないんです。その時切った竹は、いまでも家に置いてありますよ。

JK:斜めに切ったやつ? きれーいに切れてるの? アートですね!

出水:さらに2006年には、ホラー映画『JUKAI ―樹海―』でハリウッドデビューも果たしています。これはオーディションで勝ち取ったんですか?

小澤:はい、オーディションでした。今でも、何回も何回もオーディション受けてるんですけど。

JK:外国の人と一緒に仕事してどうですか? 日本と違って。

小澤:やっぱりハリウッドで、撮影初日を迎えた日はものすごく緊張しました。これ以上ないくらい緊張して。だけど、いったん撮影が始まってしまうと、カメラマンがいて、照明さんがいて、録音さんがマイクをつけてくれて、監督と共演者とどうやっていこうかって話をしていくうちに、「俺、これ知ってるぞ」って。場所はアメリカだし、英語だけど、これ俺が十何年もやってきてるやつだ、って。そう思えたときにだんだん楽になってきて、「これ行けるかもな」って思いました。最初はオーディションに受かって、嬉しさと怖さがあったんですけど、その1日が過ぎてからは居場所があるかなと思いました。

出水:あの……アメリカの映画ってケータリングが豪華だって聞いたんですけど(笑)

小澤:ずいぶんな角度できましたね! トレーラーできます。変な話、トイレもトレーラーできます。そういう専用のトレーラーがあったりして。なんでケータリングがすごいかっていうと、『樹海』もそうですけど、森の中で撮影するので他になにもないんですよ。

JK:じゃあコックさんもついてくるの?

小澤:ついてきます。スタッフ、キャスト全員分の温かい食事を提供するという。

出水:衣食住しっかりそろってるんですね。俳優として海外に出て行こうと決意したのはいつごろなんでしょう?

小澤:やっぱり30代に入ってからかな。30代頭ぐらい。なぜなら、それまでは日本で自分のやるべきことをやるのに精いっぱいで。どこかで時代背景として、配信系の番組が増えたり、PCを開ければ世界中の情報がボタン一つで手に入るという時代になって、世界というものが昔より狭くなっているような気がして。24時間あればどこにでも行けるんですよ。お金と労力さえ惜しまなければ。

JK:どこに行ってもコミュニケーションできるようになったしね。

小澤:だったら、両親のおかげでアメリカで生活させてもらったこともあるし、これを使って頑張ろうと思ったのが30代ですね。

JK:親も感謝してるんじゃないですか? やっと来たか!って。

小澤:もしかしたらそう思ってるかもしれないですね。

JK:いろんな方に出会ってるじゃない? スピルバーグに会った思い出があるんでしょ?

小澤:スピルバーグさん! 子供のころに会いましたよ! ボストンのうちの親父のコンサートにスピルバーグが来ていただいて。なんで来たんでしょうね?? いまだにわからないけど……。ちょうど『E.T.』が全国で公開されていた時だったんです。俺もE.T.を見て大好きになって、E.T.の顔真似をやってたんです(笑)顔をくしゃっと……手で顔をつぶすというか。

JK:ああ! 似てる!

小澤:それでE.T. Go Homeっていうセリフを言ってたんですけど、スピルバーグさんに紹介していただいて、でも僕は子供だから誰だかわかんないんです。「誰?」って聞いたら、「E.T.作った人だ」と親父に言われて。だったら俺の顔真似もわかるだろうと思って、なんとスピルバーグさんの前でやったんです! そしたら大爆笑されて。その後も「君のE.T.の顔真似好きだったよ」っていう手紙までいただきました。その手紙はいまでも俺の部屋の壁に飾ってあります(笑)

JK:それでいつか、スピルバーグの映画に出られたら最高じゃない? 次の目標にしましょうよ。

小澤:そうですね。じゃあ、もうちょっとE.T.の顔真似を練習しときます(笑)

出水:最新作は現在公開中の犬童一心監督作品『引っ越し大名!』 これはお引越しが題材ということでいいんでしょうか??

小澤:まぁ引っ越しっていうと、いまの感覚でいうと気軽なイメージですけど、当時の引っ越しって電車もなければ車もなくて、すべて手作業で、しかも何百キロも、何日もかけて……っていう命がけのことだった。それを元にして、普遍的なことをこの映画ではいいたいのかな、って。

JK:引っ越しっていっても大変ですよ。町ごと引っ越すみたいなもんだから。

小澤:そう。お金もかかるし。変な話、途中で亡くなってしまう方もいるくらい。

出水:共演者も豪華ですね。

小澤:星野源さんが主演で、高橋一生さん、高畑充希さん、濱田岳さん、松重豊さん、及川光博さん、本当に素晴らしい俳優陣のなかでやらせてもらって。撮影は去年だったんですが、面白かったですよ。星野源さんが演じる書庫番はカタツムリと呼ばれていて、勉強は好きなんだけど、人と接するのは苦手。自分が演じた山里一朗太とそいつは本を読むのが好きで、頭がいいというか、ものごとを深く考える人間同士で仲間意識があって、国替え、つまり引っ越しをするときに、いまでいう断捨離をしなきゃいけなくなってきたときに、苦渋の選択を迫られて、「お前のためなら俺はやるよ」みたいな男の友情を演じさせてもらいました。

JK:どれぐらいの期間かかるんですか?

小澤:作品によって1か月で終わる映画もあれば、2~3か月もかかる映画もあるんですけど、今回の『引っ越し大名!』に関しては時代劇ということで準備に時間がかかったのと、ロケもたくさんあったので、2か月ちょっとかかったかな……もうちょっとあったかな?

JK:2か月じゃ撮れないでしょ? 映画って1年ぐらいかかるんじゃない?

小澤:いや今はその分大きなお金がかかっちゃうので。上手くとれるようにする形が多いですね。

出水:オフの日の楽しみなどありますか?

小澤:僕は見た目がアウトドアな感じと言うか、キャンプとか釣りとかアウトドアをやってそうなイメージを持たれてるんですけど、実はものすごくインドア派なんですよ。だからオフの日何をしているかと言うと、その時読んでる本を持って、喫茶店で本を読んでるっていうほうが多いですね。

出水:そうなんですね?! じゃあ『引っ越し大名!』の山里さんの役柄もぴったりですね!

小澤:たしかに似てるところはあるかもしれないですね。

小澤:この番組はあれでしょ、俺にとってのマサカとか聞かれるんですよね?

出水:その通り。お聞きしたいです!

小澤:マサカそんなこと聞かれると思わなかった(笑) 最高のマサカはやっぱり、アメリカでオーディションに受かってハリウッド映画にださせてもらったこと。これは自分の人生にとって大きなマサカでしょうね。

JK:マサカ受かると思わなかった?

小澤:マサカ! マサカ!! マサカ受かるとは思わなかった!!!

JK:強敵な人はいっぱいいました?

小澤:あ、オーディションっていうのは誰とも一緒にならないんです。だから誰が受けたのかはその時は知らないし。

JK:でも、ハリウッド映画に出たのがマサカなんて語れる人はそういないし。いつかはアカデミー賞に出てもらいたいわね!

出水:小澤さんはジュンコさんがユニフォームをデザインしたハイアットプレイス東京ベイのCMにも出演していらっしゃいますね。ホテルでゆっくり過ごすという楽しみ方もあるんですか?

小澤:やっぱり僕はインドア派なんで、ホテルで過ごす時間も大好き。今回のCMに出させてもらったときもすごかったですよ。仕事でもプライベートでも世界中のホテルに泊まって「このホテルいいな~」って感じるのは、部屋もそうですけど、空間というか、それも大きな要素のひとつだと思うんです。ハイアットプレイス東京ベイも周りの環境もすごく素敵でしたよ! 一番上にルーフトップバーっていうのがあって、お昼でも夜でも過ごせて、夜風が気持ちよくて、ばぁーっと海が見えて。

JK:あそこのホテルは周りに何もないでしょ。海があって、公園がどこまでもあって。子供が遊んでてファミリーだし、粋だし。

小澤:ちょっと日本っぽくないですよね。たとえばNYのマンハッタンからちょっと外れた、自然もあって海が見えて、というイメージがありますね。

JK:冬なんか、毛布借りてでもルーフトップで飲みたい、みたいなね。きっとそうなるでしょうね。

=OA楽曲=

M1. でんでん / ユニコーン

「コシノジュンコ MASACA」
TBSラジオで、毎週日曜17:00-17:30放送中です。ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。