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【気象予報士・増田雅昭が解説】いま押さえておくべき、2019年の台風の傾向と対策!

ジェーン・スー 生活は踊る

9月5日(木)の「スーさん、コレいいよ!」のコーナーには、
「天気が好きすぎる予報士」こと、増田雅昭さんが登場!

気になる今年の残暑、そして台風について、詳しく解説していただきました。
天気は誰にとっても大切な情報ですから、しっかりと押さえておきましょう。

今年の残暑はいつまで続く?

猛威を振るった今年の酷暑も落ち着いて朝晩は過ごしやすくなりましたね!
まさに、「暑さ寒さも彼岸まで」といったところでしょうか。
ただ、気温が安定せず…体調を崩してしまうのも無理ありません。

ちなみに、東京で35℃以上が過去に最も遅く現れたのは9月12日。
ただ今年は、もう35℃超えはないかな…酷暑は終わりということでよいかと。

一方、30℃以上の真夏日でいえば、2013年10月12日に記録。
近年は残暑が長引く場合もあり、「10月に半袖?!」なんてことも。
今年もこの先、涼しくなったり暑くなったりで、まだ30℃を超える日はある予想。

残暑はいつまで長引くのか。ポイントになってくるのは、“台風”です。
台風が日本付近を北へ北へ進むと、南の海から熱帯の空気を持ってきて、
涼しくなりかけても、また暑さがぶり返すということがあります。

今年の台風の特徴は…上陸する率が高い。

台風は年間平均およそ26個(25.6個)発生し、上陸するのは2〜3個(2.7個)くらい。
ただ今年は、9月5日時点で、すでに14個発生して、3個が上陸。上陸率が高いのが特徴です。

台風は夏の高気圧=太平洋高気圧に沿って移動するのですが、
日本列島をすっぽり覆っていた夏の高気圧が東に退いていくため、
9月〜10月は台風が上陸しやすい。もっと言うなら、関東など東日本へ接近しやすくなります。

しかも、強烈な台風が来ることが多いので、
台風の本気は9月から10月、これから本格的な台風シーズンとなります。

台風は日本の南の熱帯の海上で生まれるのですが、
海水温が高いと、空気も温まって周りより軽くなって、どんどん上昇します。
その上昇するときに、海から水蒸気もどんどん補給されて、雲が成長するというわけ。
つまり、海水温が高いところで、台風が発達しやすいんですね。

それには、9月が1年の中で最も海水温が高いことが関係しています…
お風呂を想像してみてください。お湯を沸かして、風呂の水も、浴室全体も温まる。
その時に、窓を開けると、浴室の空気は冷めるが、風呂のお湯はなかなか冷めませんよね?
水は、熱しにくく冷めにくい。これは海についても同じことが言えます。
夏を過ぎて、空気は冷め始めるのに、海はすぐ冷めない。秋も温かい。
むしろ、太陽によって海水が温まるのには時間を要すため、9月でピークに達するんです。

みなさんは昨年、甚大な被害をもたらした「台風21号」を覚えていますか?
あの強烈な台風が日本列島を横断したのも、
そして、強烈な暴風で塩害を招いた台風24号が関東を直撃したのも9月でした。

台風については、「雨戸を閉める」「飛びやすい物を屋内に入れておく」
「非常食を用意しておく」など、しっかりと備えていかなければならないわけですが…
そんな基本的な対策にくわえて、こんなことにも気をつけましょう!

動画を撮るなら、とにかく安全なところで!

最近はスマホ普及もあってか、災害の場面を映像に収めようとする方が多いです。
なかには、増水した川の近くで撮影していて、川岸が崩れる動画も…
流れる水の近くは危険!流れる水からは離れてください!
去年の台風21号では暴風で飛んできた物が家の窓を突き破ってくる動画がありました。
飛んでくる物に直接当たるのも危険ですし、割れたガラスで犠牲になることも…
屋内でも窓の近くは危険。秋は風台風になりやすいので、特に注意が必要です。

鉄道の『計画運休』に注意しよう!

事前に全面的な運休を知らせる「計画運休」は、
2014年10月の「台風19号」に際してJR西日本が初めて実施。
今年のお盆にやってきた「台風10号」でも行われています。
また、昨年は「台風24号」(塩害台風)でも、JR東日本が初めて計画運休を実施。
結果として混乱を招いたのも記憶に新しいです。
最近は、台風の予報精度も上がり、安全を優先する空気も強まっているので、
鉄道の計画運休は、今後増えるはず。
暴風域を伴うような台風が接近・上陸するおそれがある時は、
鉄道会社のホームページを確認するなど、
自ら情報を取りに行くことが大切になってきます。

増田さんへの疑問・質問を大募集!

さて、このコーナーでは、お天気にまつわる質問を募集しています。
どんな些細な疑問でも構いませんので、
みなさんが、増田さんに訊いてみたいこと、気軽にお寄せください!
宛先は、番組メールアドレス⦅ so@tbs.co.jp ⦆、
件名に「増田さんへの質問」と書いて、送ってくださいね♪