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【若狭湾の日】太田さんも愛読する若狭の作家、水上勉の魅力とは?

若狭湾の日

TBSラジオ「爆笑問題日曜サンデー」(日曜午後1時~)で毎月放送されている、「若狭湾の日」。福井県・若狭地域の話題が盛りだくさんの内容です。8月25日(日)の放送は、太田さんも愛読する若狭生まれの作家、水上勉の話題で大いに盛り上がりました。

水上勉(みずかみ・つとむ)は、直木賞受賞作品の「雁の寺」のほか、「飢餓海峡」「五番町夕霧楼」など数々のヒット作で知られる、昭和を代表する作家。作品のテーマは、社会派推理小説から純文学、歴史、仏教などバラエティーに富んでいます。

京都のお寺へ奉公に出るなど苦労を重ねて育った自身の体験から、「子どもたちが誰でも本を読めるように」「読んだ本から人生や夢を拾ってほしい」と、彼が私財を投じてつくったのが、文学館の「若州(じゃくしゅう)一滴文庫」。1985年、福井県大飯郡おおい町に開館して以来、多くの人に愛されています。

今年は水上勉の生誕百年。「若州一滴文庫」の魅力を伝えるべく、学芸員の下森弘之(しももり・ひろゆき)さんがスタジオに足を運んでくださいました。

奇しくも、太田さんは水上勉ファン。「名著ばかりですよ。なかでも僕が一番好きなのは、『土を喰う日々』。自然と人間がどうやって生きていくべきかが、すごく分かりやすく書かれているんです」「どの作品にも日本人独特の世界観が描かれているんだけど、凝り固まってもいない。若い人にも読んでほしいなあ」と、いつにも増して熱弁!

「若州一滴文庫」の広大な敷地には、劇場のほか、2万冊の蔵書を擁する図書館、小説の挿絵や表紙絵などの原画、美術品などを展示するギャラリーがあります。自然に溶け込むようにして建物が点在する独特の造りは、まるで里山のように温かな雰囲気。

下森さん曰く、水上勉は、「大都市に建っているようなものではなく、この土地の風土にあったものを」と考えていたため、このような造りになったのだそうです。「へええ、水上さんらしい! でも、都会も否定しないのが彼ですよね。『コンクリートを一枚ひっくり返したら、そこは自然です』なんて、名言ですよ」と太田さん。

下森さんが持ってきてくださったのは、手のひらにすっぽりと収まる小さな本。福井名産の和紙を使って丁寧に手作りされた水上勉著「越前竹人形」のミニチュア版です。縦10センチ、横6センチほどの豆本ながら、開けばしっかりと、物語が記されています。

「タバコの箱と同じぐらいのサイズかな。小さいねえ。ん? なんだかいい香りもする」と田中さん。和紙の箱には豆本と一緒にお香も収められていて、香りにも癒されます。

今回のプレゼントは、この豆本。「若州一滴文庫」の売店でも販売していますが、限定200冊のため、残り僅かとなっている貴重な商品です。

★プレゼントの応募フォームはこちらです。
https://www.tbsradio.jp/wakasa/