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残業は集中し、感染し、遺伝する…「残業学」著者・中原淳さんから学ぶ働き方

ACTION

TBSラジオ「ACTION」。9月12日(木)のゲストは立教大学経営学部教授の中原淳さん!話題の「残業学」の著者でもある中原さんに、残業問題の解決の秘訣について詳しく伺います!

■残業は集中し、感染し、遺伝する

羽田:改めて残業にはどんな問題があるんでしょうか。

中原:個人にも企業にもリスクはあるんですけど、たとえば個人でいうとやっぱりストレスですよね。残業を全くしない人と、60時間残業した人だと1.9倍ストレスが多くて、病気のリスクも2倍くらい違います。

羽田:そんなに違うんだ…。

中原:企業のリスクは、若い人ってワークライフバランスといってあんまり長時間労働したくないんですよね。優秀な人ほどそういう傾向があるのであまり引き止めたりするのも難しいですし採用も難しくなる。

羽田:なるほど。では、残業は集中するってどういうことですか?

中原:残業はみんながしてるものって感じてしまうんですけど、一部の仕事ができる人に集中する傾向にあるんです。仕事ができる人に仕事をどんどん任せてその人が長時間労働になってだんだん疲れてしまうというのがこの問題の根幹にあります。

羽田:なるほど。幸坂さんは残業してた方ですか?

幸坂:多い方でしたね…。

羽田:じゃあできる人だ!

幸坂:そうですね!(笑)

羽田:管理職の人は大丈夫ですよね?

中原:管理職の方からすればできる人に任せた方が育成しなくていいんで楽ですよね。そうすると職場のできる人とできない人の差がどんどん開いてくっていうのが問題ですね。

羽田:続いて、残業が感染するってなんですか?

中原:職場の無言のプレッシャーとか同調圧力で帰れない雰囲気が色んな人に水平に広がっていく空気感染に近いですね。周りの人がまだ働いてるから帰りにくいとか、上司や先輩より先に帰っちゃいけないとか、そういう暗黙のルール感じたことありませんか?

羽田:僕、この放送が17時30分に終わってから反省会と来週の打合せとかするんですけど、その時間すごく楽しみにしてて。お菓子とか食べながら「来週それやりましょうよ~!」とか話してると気づいたら18時30分とか過ぎてて、「これひょっとしたら周りのみんな帰りたがってるのかな…」って…。分かりづらいけど残業の感染なのかなって…。

参考:この日の放送後、18:00

一同:アハハ(笑)

幸坂:そんなことないですよ!(笑)

羽田:そうかなぁ…。では続いて、残業が遺伝するとはどういうことですか?

中原:上司が若い頃にやってた働き方、たとえば残業バリバリしてたとか休日もガンガン出勤してたとかっていうのが部下に勝手に遺伝しちゃうんです。

幸坂:あ~!よくありますよね!俺の時代はこうだったんだよ…っていう上司!

中原:それって暗黙のうちにこう働けって言ってますよね。上司の働き方が部下の働き方に影響を与えちゃうことを遺伝と言わせていただきました。

このあとは残業に幸福を感じてしまう恐るべき「残業麻痺」や、働き方改革の現状と成功へのポイントについて!全編はradikoのタイムフリーで!

9月12日(木)のGUEST ACTIONを聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190912165940

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)