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急増している「昼スナ」(=昼スナック)その理由は・・・

森本毅郎 スタンバイ!

最近、「昼スナック」(略して「昼スナ」!)というスタイルの新しいスナックが増えてきているんです。どういうことなのか?9月19日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で志田ディレクターが取材報告しました。


まずは、どんな昼スナックなのか1件目は「スナックひきだし」をやっている木下紫乃さんのお話です。

★人材開発の視点で作った「昼スナック」

「スナックひきだし」木下志乃さん
本業は、40代とか50代向けの人材開発の仕事をやっていまして企業で研修したり、個人向けにカウンセリングをしているんですが、そういう人たちがなかなか集まる場がないなと思って、そこで思いついたのがスナック。でもスナックって普通夜だし、自分がお店を持ってないので、知り合いで、夜のスナックをしている人がいて、昼間使ってないんじゃん。ていう話で、じゃ、貸して、ってなって、昼間やらせていただくことになりました。

この「スナックひきだし」は株式会社ヒキダシという、人材開発の会社を経営する木下さんが、毎週木曜にだけ開く「昼スナック」なんですが、麻布十番で、お店は午後2時から6時までの4時間だけしかやっていないんです。

 

昼スナックは居心地が良い(右が志乃ママ)

なぜスナックを始めたのかというと、とくに、中堅以上の40代以上の交流する場が少ないと思っていた木下さん。だけど丸の内の「サロン」とか「朝活」は40代以上にはおしゃれすぎる!そこで思いついたのが「スナック」。料金もチャージ1500円、アルコール800円、ノンアル600円と明朗会計!

なんですが、どんな人が集まっているのか、お店の中に入ってお客さんに聞いてみました!

★午後3時から満席状態! 昼スナックは大盛況!

50代男性
メーカー(いま3時半ですが、お仕事は?)これも立派な仕事のひとつです。隣に座っている方が謎の人物で、すごい面白い話聞かせてもらいました。(お仕事につながりそうですか)それは答えられない・・
38歳女性
38歳でーす。7月に会社員を独立していま、事業を起こそうとしています。 最近こども生まれてから飲みに行けてないので、昼間いいなーと思って。 1歳の息子と4歳の娘がいます。社会人の交流会って夜が多いので、 昼間こう、色んな人に会えるのって貴重だなと思ってます。
35歳女性
35歳です。私はヘアメイクの仕事をしています。 本当に色んな人がいて、先生とかお医者とか、さっきスナップとっていた カメラの方にお話して名刺を頂きました。本当に良かったなと思ってます。
男性
もう数えきれないくらい毎週来てる。自営業で建設系です。悩みは知らない人に話しやすい。会社員の方もそうだけど、 同僚には打ち明けられないこともあるでしょ、転職とか、僕も社長だから、 あるいみ孤独なところもある。言えないこともあるけど、精神衛生的にいいかな。。

もうお店は10席ちょっとと少ないが、開始1時間ですでに満席!

昼スナックひきだしは、大盛況!

そして、みんな色々な職種の人が集まっていました。スナックで隣のお客同士が名刺交換ってなかなかない光景・・・

会社の同僚に相談できない悩みなどを、知らない人同士は話しやすい、でも子供もいたりして夜は飲みに出歩けない、ということで、志乃ママの狙い通り、幅広いお客さんが昼から集まっていました。

実は、こうした人材交流としての「昼スナック」は「昼スナ」として拡大していて、ほかにも五反田や、このお店でも金曜日に違う人がやってるなど、広がりを見せているんです。

続いて2件目は、まったく違う層を狙ったスナックもありました。「介護スナック竜宮城」を経営する佐々木貴也さんの話

★送迎者付き、介護スナック「竜宮城」

高齢者の方に対して、送迎付きで、お酒を飲んでいただいて、カラオケする場所です。午前10時から、夕方6時まで。高齢者なんで、足元の明るいうちに帰って頂きます。スナックには、ママというのを特別置いているわけではなくて、基本的には介護スタッフが、介護の服を着ているわけではありませんが、介護ができるスタッフを置いた状態で、営業しています。

介護スナック「竜宮城」

横須賀市にある、65歳以上限定の完全高齢者向けスナック「竜宮城」は、システムもわかりやすい!

完全予約制の2時間制で、食べ放題+飲み放題+送迎車両つきで1人8000円、送迎距離は、片道40分以内と限られますが、同伴であれば、2人目は3500円。

しかも、このスナックにいるのは「ママ」ではなく「介護士」など資格のあるスタッフが店員(というのも佐々木さんの本業は介護事業)介護先でお客さんから「飲める場所がほしいな」という声で作っちゃったんですが・・・

お酒は、ビールから越乃寒梅、獺祭、竹鶴、VSOPなど幅広く本格的なものがそろっていました。また、食事も土地柄、三崎マグロや、ステーキ、さらに食べたいものはスタッフが外にまで買いに行ってくれるサービス!

どうしてこれで儲かるの?と思ったら、佐々木さんは、介護事業だけでなく、自動車販売、リサイクル事業、不動産関係など幅広くビジネスしてるので、本業で儲けているため、ここはお客さんへの還元の場としてここまでサービスできるんだそうです。

だからといって、手抜きもしてませんでした、スナックの中身は本格的、こんな工夫がありました!

 

★介護介護しなさ過ぎず、スナックらしさと介護らしさが各所に!

ここを作ったときは75歳くらいの方をターゲットにして、その方々が40代くらいのとき一番飲み歩いたり、楽しんだときのスナックの雰囲気を作りたくて、わざとソファもサテンにしたり、ミラーボールと、シャンデリア両方つけたり、それを普通の状態で、介護介護しないようにしているのが特徴です。また、手すりも、見えないところに手すりがついたり、机が固定されていたりとか、ソファも、全部倒れないようになっていて、伝え歩きで全部トイレまで行ける。だから、スナックらしさを消さないように、伝え歩きをできるようにしています。それ以外にも、料理に関して、細かく刻んだり、すりつぶしたりとか、お酒にとろみを入れたりとか、飲み込みやすいように、他と違って、対応してます。

竜宮城の中には、介護の工夫がいっぱい!

テーブルも床に固定されていて、ドアを入ってから、トイレまで伝え歩きが可能なのはびっくりしました。

さらに、バリアフリーで、車イスのままトイレまで行けるし、でも、ミラーボールもあるしシャンデリアもあるから、スナックらしたもある。

こちらも、今後フランチャイズなどを広げていくようで、色々な形のスナックがありました。