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巣鴨地蔵通り商店街が「メルペイ通り」に。その評判は?

森本毅郎 スタンバイ!

いよいよ10月1日から始まる消費税増税。そのポイント還元に必要だとして今、あれこれと「スマホ決済」の普及が進められています。 9月23日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で、レポーター田中ひとみが取材報告しました。

★「○○ペイ」を使い分ける人たち

例えば、メルカリでは「メルペイ」を普及させようと、原宿の竹下通り商店街をジャックした「竹下メルペイ通り」、高円寺商店街をジャックした「高円寺メルペイ通り」など、商店街や若者にスポットを当て、キャッシュレス決済を広めようと動いています。そこで、現時点でスマホ決済はどの程度利用されているのか、街の人に聞いてみました。

●「「メルペイ」「ラインペイ」「ペイペイ」使ってる。友達から教えてもらった。キャンペーンとかでやっている時期が違ったりするので、一番還元率がいいところを使い分けている。日常生活で使うもので還元されるならお得かなと思って。
●「「楽天ペイ」。ポイントからすぐ使えるから、小銭がないときとか楽。携帯を出しておけばそのままピッてお金のやり取りがない。バーコード見せるだけでいい。
●「「ペイペイ」「ラインペイ」。コンビニでよく買い物をするから使うようになった。ポイントがたくさん返ってくる時はよく使っていたけど、そうじゃないときはあまり使わない。

若い世代を中心に聞いたところ、キャンペーンに合わせて器用に使い分けている人が意外と多い印象でした。還元されたポイントも日用品やコンビニなど身近なところですぐに使えて、スマホ1台で簡単にお会計ができるのが、若者にウケていました。

★巣鴨の商店街をジャック!「メルペイ通り」

そんな中 今月12日から、先ほどのメルペイが新たに商店街をジャックしているとのことで、話を聞いてきました。株式会社メルペイの辻下あゆみさんです。

株式会社メルペイ 辻下あゆみさん
9月12〜26日まで敬老の日に合わせて、シニアの方に人気の街 巣鴨で、「メルペイ通り」ということでジャックして、キャンペーンを実施した。巣鴨商店街に「メルペイ通り」というフラッグが並んでいる。また、メルペイ講座を開催したり、対象店舗で200円引きの特典が受けられる、お得な期間になっている。
森本毅郎スタンバイ!

期間限定で「メルペイ通り」に生まれ変わった巣鴨地蔵通商店街

「巣鴨メルペイ通り」と銘打ち、巣鴨地蔵通り商店街の対象店舗 7店舗でキャンペーンを実施。期間中にメルペイを利用すると、商品が200円引きになるなど特典が受けられます。キャンペーン初日には、シニアの方やメルカリを利用している方にメルペイの利用方法を説明するメルペイ講座を開催したそうです。

★そもそもスマホを持っていない…設定の仕方がわからない…

しかし、スマホ決済を広めるのは簡単ではないようです。今度は、おじいちゃんおばあちゃんに、メルペイを知っているか、スマホ決済をしたことがあるか聞いてみました。

●「メルペイがわからない。メルはメールのこと?
●「メルカリのアレでしょ?(スマホ決済使ったことありますか?)ペイペイ。クレジットカードは使えない。電子マネーもやってませんってところが小さな店で。まさかと思って聞いたらペイペイできますっていうから使った。わりとお得感があるでしょ?
●「使ってない。ペイペイ?今度から払うやつね。手続きしなくちゃダメっていうから。どうやってやるんだかそれもわかりませんけど。

まずスマホを持っている方が少ないこと、持っていたとしても設定の仕方がわからないので利用していない方が多かったです。支払い方法についても聞いてみましたが、圧倒的に現金とクレジットカードを利用している人ばかりでした。

★店舗側も進む高齢化

こうした方が多い中、キャンペーンに参加している店舗側は何か反響があったのか。巣鴨のお茶屋「山年園」の代表、塩原有輝さんのお話です。

山年園・代表 塩原有輝さん
まだ10日間で5〜6件。正直もうちょっと来るかなと思っていた。若めの人に今キャンペーン中でお得ですよ、と言って勧めたりしている。スマホを持っていない方もかなりいる。あと、店主さんがハイエイジでメルカリって何?という感じの人も結構いるので、メリットが10日間であるかわからないけど、別にデメリットもないし、そんなに難しいことではない。特に大きな店より小さな店の方が楽なので、何をそんな怖がっているのか。メルペイ通りってやっているのに、7店舗は恥ずかしい話で、遅れているなと感じる。
森本毅郎スタンバイ!

巣鴨のお茶屋さん「山年園」に話を聞きました

塩原さんの普段のお買い物は、基本的にキャッシュレス。さらに商店街の青年団に所属していて、キャッシュレス決済を推進していきたい立場でもあるので、自分のお店もスマホ決済に踏み切ったようです。また、お話にもありましたが、お店側も高齢化が進み、店主自身が、スマホ決済をよく理解できていないのが現状だそうです。

★講座など、地道な普及活動を続けていく

この状況を受けて、今後どういった活動をしていきたいか、メルペイの辻下さんに聞いてみました。

株式会社メルペイ 辻下あゆみさん
やはり利用者が伸び悩んでいるのも現実としてはあるので、そういったところは、メルペイ講座も一つの手段かもしれない。いろんな施策を通じて、加盟店も利用者もトライしやすいような環境を整えていければと思っている。

メルペイ以外でも、ペイペイが昨年11月、墨田区の商店街で 高齢者をターゲットに、スマホ決済普及に向けたイベントを行っています。今後さらに高齢者が増えていく中で、スマホ決済のシニア開拓は避けて通れなさそうです。

田中ひとみ

田中ひとみが「現場にアタック」でリポートしました!