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認知症・認知機能の低下

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、おくむらメモリークリニック・院長の奥村歩先生に、「認知症・認知機能の低下」をテーマに伺いました。

■取りつくろい言動■
*私は、診察時、よく患者さんにNHKの朝ドラの話題をもちかける。
*「前はよく観ていたけど、最近はつまらないから観なくなった」などの答えが返ってきたら黄色信号。
*特にアルツハイマー型の認知症は、直近の出来事を記憶にとどめておくことができなくなるので、ストーリーがつながらなくなり、観るのをやめてしまうケースが多い。
*朝ドラは一例だが、新聞・雑誌の連載に目を通すのをあれこれ理由をつけてやめたり、頼んでおいた用事を忘れたのに非を認めず言い逃れしようとしたりして、頑固な態度を取ったら注意。
*アルツハイマー型の認知症の人に多いのが、「とりつくろい言動」。
例えばこんなやり取り…
・お歳はいくつですか? → もういい歳です
・いい歳というと、何歳になられたのでしょうか? → 長く生きすぎて、自分の歳も覚えていません 
・最近のテレビのニュースを観て、印象に残っている出来事は? → この頃のテレビは面白くないから観てない
・もの忘れはしますか? → 歳ですから多少は… でも大事なことは忘れません
*認知症の発症には様々な要因が複合的に働いているが、典型的なタイプというのはある。それが「物事を白黒で判断する思考パターン」を持つ人。
*白と黒の中間のグレーゾーンで妥協することができず、「こっちがいいに決まっている」「ひとつでもダメなら全部だめだ」といった考え方をする傾向が強い。

■ボーッと生きてた方がいい?■
*かつては、ボーッとして何も考えないと、脳は休んでいると考えられていたが、実際には、むしろより活発に活動していることが分かっている。
*複数の脳領域がネットワークを結び、リズムを合わせて活動を高めている。それはデフォルトモード・ネットワーク(DMN)と呼ばれている。
*パソコンで言えば、操作をすればいつでも作業に戻れるスタンバイ状態のようなもの。 
*認知症から身を守るためには、普段から「ボーッとする時間」を取り、デフォルトモード・ネットワークを働かせていくことが不可欠。