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浴衣にはまったラグビーカナダ代表 動画が26万回再生!

森本毅郎 スタンバイ!

今朝は、ラグビーのワールドカップにまつわる話題。快進撃の日本代表や、そのほかの強豪国の熱戦で連日盛り上がっていますが、ここ数日、インターネットでものすごく見られている動画があるのです。そこで・・・。「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!10月2日(水)は、レポーターの近堂かおりが『浴衣にはまったラグビーカナダ代表 動画が26万回再生』というテーマで取材をしました。

 

 

★浴衣ではしゃぐカナダ代表選手!!

それは試合ではなくてオフのワンシーンなのですが、日本の浴衣を着て子供のようにはしゃぐ大きな代表選手たちの様子なんです。

●「あ、カナダ(笑)。ラグビーの選手が浴衣を着てるっていう印象がないから、すごくおもしろい!」
●「これ(下駄)全然はけてない(笑)。でもみんな歩きにくそうにしてるのがかわいい。でも浴衣似合ってる!めっちゃ嬉しくなりますよね。日本を楽しんでくれてるんやなあって思って。」
●「満喫して、もう敵味方なしで、遊んでいただければ、楽しんでいただければいいんじゃないかなと思います。」

カナダ代表の選手たちが浴衣を着て、何してるのか?!実は、山口県長門市の温泉にカナダ代表の選手たちを乗せたバスが到着すると、中から大男たちがニコニコの笑顔で降りてくるんですが、みんな浴衣姿。そして、ばんざいをしたりはしゃいだり、修学旅行の中学生のよう。ラグビーワールドカップの公式ツイッターでこの動画が紹介されたのですが、26万回以上も再生されて、『かわいい』とか『癒される~』と、反響を呼んでいる。

★ユカタ ヲ カイタイデス!!

なんでも、カナダの代表チームの中では今、浴衣が大ブームなのだそう。どうしてそんなことになっているのか、カナダ代表のキャンプ地となった
山口県長門市・長門市役所観光課の大田栄一郎さんにお聞きしました。

大田栄一郎さん
「長門市は、カナダの代表チームが9月12日から22日までキャンプをしていただいて、市内の旅館に泊まられた際に、その旅館でお借りしていた浴衣を大変選手が気に入られて、選手のほうからこの浴衣をぜひ買いたい、ちょっとどうにかしてほしいというふうな話になりまして、じゃあちょっと手配しましょうということで、急遽展示と販売会を実施することになりました。」

なんでそんなに浴衣が気に入ったのかしら?と思って、このカナダ代表チームが泊まった旅館の方にお聞きしたのですが、(キャンプ地の宿泊先は非公表のため、旅館名はごめんなさい)キャンプ初日の練習の後、夕食の懐石料理を用意していると代表メンバー全員が部屋にあった浴衣をみんな着て集まってきたそうです。これには旅館のほうがびっくり。浴衣の肌触りがとても気に入ったらしい。そしてついに、『ユカタ ヲ カイタイ。ナントカシテホシイ!』

★急遽、呉服店に販売会をお願いしました!

それで旅館から相談された長門市役所の大田さんは、市内の呉服店にお願いすることにしました。ところが、お願いされた『わたやの里』という呉服店のご主人の伊藤升さんは話を聞いたときはちょっと困ったそうです。

伊藤升さん
「それでもぼくのところは古着やっているんですよ。古着を。でも市役所の人もカナダの人も、着物を浴衣って言うんです。だから、浴衣はないよ、着物しかないよと言ったんです。それで大きいじゃないですか、カナダの選手というのは。ラグビーなので。だから古着の着物の男物とかでも着られないんです、ほとんど。だから、羽織やったらはおれるよって言うんやけど、『浴衣がいる、浴衣がいる』言うんで、しょうがないんで、いろいろ見繕って持って行ったんですけど。結局、紋付を3人くらい買ってくれたかな。あと、振り袖を彼女に持って帰ろうとか。(浴衣を買ったわけじゃなかったんですね?)そうです。動画に出ているのは、半分が旅館の浴衣です。それで、無地のものは男物の長襦袢なんです。襦袢なので、おじさんがステテコとシャツで歩いているみたいな感じですよね。」

なにしろ急な話でしたからね。サイズも標準的とはいきません。しかも浴衣はないし・・・。伊藤さんは困ってしまった。

でも伊藤さんが揃えた紋付、長襦袢、振袖などは、カナダ代表に飛ぶように売れました。でも、そういうものはお土産としてしまっておいて、代表メンバーたちはとにかくオフのときにはどこでも浴衣。お風呂上りはもちろん、食事のときも、練習後のミーティングも、しょっちゅう浴衣姿だったそうです。それだけ気に入ってくれたのは、純粋にうれしいですよね!

ちなみに公式ツイッターの感想にも多く書かれていましたが、実はこの動画のカナダ代表の皆さんの浴衣が、襟のあわせが逆になってしまっているんです!
市役所の大田さんに尋ねると

●「通訳の方にはちゃんと伝えたんですけどね~。でも楽しんでくれているのでいいです!」

呉服店の伊藤さんに尋ねると

●「まあまあ、そこはいいでしょう、和服を楽しんでくれたことがすごくうれしいですよ!」

とおっしゃっていました。(福岡で着るときにはきっと通訳の方がもう一度伝えてくれるでしょう!)

★うちはラグビー一家なもので!

ただ、襟のあわせとは別で、私がちょっと気になったのは、呉服店『わたやの里』の伊藤さんのこと。着物なのにみんなに『ユカタ、ユカタ!』と言われて、本当はむっとしたのでは??ところが伊藤さんにお聞きしてみると、そんなことはなかったそう。

伊藤升さん
「ぼく、娘2人がラグビー部のマネージャーをしてたし息子もラグビーをやってたので。それで長女はラグビーの関係で結婚したし、大学時代にラグビー部のマネージャーをしてたので。意外とラグビー一家なんですよ。で、たまたま娘のだんなのお父さんがラグビーをやっていて、鹿児島にいるんですけど、大分での試合(のチケット)を取ったと言っていたので、大分でニュージーランドとカナダがやるのを見に行くらしいです。なんか嬉しいですよね、縁があるっていうかね。」

カナダとニュージーランドの試合は今日行われます。実は今、カナダ代表は長門市を離れて、次のキャンプ地・福岡に移っているのですが、長門のみなさんは日本代表と同じくらい、熱い声援をおくることになりそうです。ラグビーワールドカップは試合の合間が比較的長い。このカナダ代表のようなオフの様子が、公式ツイッターなどで目にする機会がほかの競技のワールドカップよりも多いようです。そのせいか選手の皆さんに親近感を感じられます。まだまだ続くラグビーのワールドカップ、みなさんも街中で日本を満喫している選手たちに出会うかもしれませんね!

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。