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俳優・松重豊が今、オススメする3組のアーティスト

ACTION

10月3日(木)のゲストは、俳優の松重豊さん。松重さんが主演を務めた映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』が10月4日公開に。今回は、音楽好きの松重さんから今、オススメのアーティスト3組を羽田圭介さんにご紹介してくださってます。

羽田:松重さんが音楽を好きになったきっかけはなんですか?

松重:音楽は映画やドラマよりも身近にあったと思うんですよ。家にレコードプレイヤーがあったし。中学3年のころにパンク・ムーブメントがあって、「世の中の価値観を変えるのはこういうことか」と思って。それは音楽から入ってきたので、それが一生の仕事になったら面白いなと思ったのですが、紆余曲折あって今の仕事をしてますね。

羽田:僕、20代半ばから30歳ぐらいのときに音楽あんまり聴いてなかったんですよ。最近はSpotifyとかでまた聴くようになったんですが。音楽に対して冷めてた時期はなかったんですか?

松重:ない!本当申し訳ないけど、映画やテレビドラマはあんまり見てなくて(苦笑)映像や劇よりも、音楽を聴いている時間のほうが至福なんだよね。そこで刺激を受けるってことのほうが今までの人生の中でも多かったんですね。

幸坂:常に周りに音楽がある状況ですか?

松重:とにかく音楽がない環境だったらおかしくなりますね。

羽田:最新の音楽も聴かれていると思うのですが、新しい音楽とはどのように出会ってますか?

松重:今は配信ですね。簡単に手に入るじゃないですか。僕らのころは中古レコード屋さんでレコードをダダダダダッと選んで、やっと買ったけど全然良いアルバムじゃなくて深く傷つくという思いをしてでも音楽が欲しかった世代からすると、今はワンクリックで手に入るじゃないですか。それ考えると今の時代は天国ですよね。

羽田:僕もたとえばCDを買ってましたけど、昔ってアルバムに目当ての曲が3曲ぐらいでも3000円払っちゃったから無理矢理聴くじゃないですか。そうやって時間かけたら好きになるってこともありますよね。今は好きな曲をセレクトできるから、愛着が持ちづらいですよね。

松重:愛着って難しいよね。僕はレコードの時代で育って、レコードからCDに代わって、レコードが屑みたいになっちゃったんだけど、今はCDが屑みたいになっちゃって、逆にレコードが良いという時代になって。アーティストも配信とアナログみたいに発売してるから。だからコレクションとして考えずに、僕は音楽は栄養だと思っているから、持っているパソコンのハードディスクの容量を上げればいくらでも音楽は入るから、溜め込んでシャッフルしていつか聴いたら、「これめちゃくちゃいい曲だったじゃん」ってこともあるから、そういうことで浴びたいですよね。

ここからは松重さんが今、ハマっているアーティストについて伺います。

1. Louis Cole「Weird Part of the Night」

松重:1曲目から僕の変態思考が出て申し訳ないです(笑)BrainfeederというFlying Lotusがやっているグループの1人であるんですが、去年渋谷に来ててライブを運良く見れたんですが、変態っぷりが半端ないです。是非Youtubeで映像を見てほしいんですが、くだらないです(笑)陳腐なんだけど惹きつけられます。テクニックはすごいです。ジャズ系のドラムの人でね。よくこんな変態な音楽を作れるなって思いますね。

幸坂:すごいオシャレな曲ですね。導入部分がゲームっぽいですよね。

羽田:シンセサイザーの音の作り方を学んでいる途中の人が作ったサウンドな感じがありますよね。もっと洗練させた音を普通なら使うところを、途中の音を使っちゃったみたいな。リズムはオシャレですが、音はあえて野暮ったい感じを使っている気がします。

松重:あえての野暮ったさは狙っている気がしますね。

羽田:なぜこの曲を選んだのですか?

松重:Louis Coleが作る楽曲はどの曲も素晴らしいと思うし、最近出たライブ盤も良いんですよね。元気がないときに聴くと元気が出ますし。申し分ないミュージシャンだと思っています。あんまり人と共有したことないですが、星野源君は良いと言ってくれたので、彼とは気が合うなと思いますね。
羽田:これ…いい曲ですよね?(笑)

2.Lianne La Havas「What You Don’t Do」

松重:今一番会いたい女性アーティストですね。歌声が本当に素晴らしいです。

幸坂:どんな歌声ですか?

松重:ちょっとハスキーで甘口な感じの、この声で耳元で囁かれたら男は昇天する系の声だと僕は思います。

羽田:ハスキーだけど伸びがある声ってあんまり聴かないですよね。

松重:YouTubeでね、この人が「I Say A Little Prayer」というスタンダードナンバーを歌っている動画があるんですが、本当素晴らしいです。

3.TENDRE「CHOICE」

松重:ampelのボーカル・河原太郎さんのソロプロジェクトで、いろんな楽器をやられる人なんですが。TENDREがやっている曲のセンスは大好きで。聴き触りのいい曲もあるのですが、今回紹介する曲はB面っぽい違和感のある曲です。日本でもこういう曲をやる人がいるんだなって思いました。

羽田:僕も最近、こういう曲多く聴きますね。ちょっとノイズが入っていて、聴き流せる曲ではない感じというか。

松重:なんか、ブラックミュージックというベースがありながら、エレクトロニカの洗礼も受けて作っている曲というのは引っ掛かるんですよね。それでいて、聴き触りの良いメロディだけでなく、ちょっとノイジーなところも好きですね。

羽田:この曲もブラックミュージックがベースとなっているんですか?

松重:根底には流れていると思いますよ。まぁ、ブラックミュージックって幅広いですからね。ジャズもヒップホップもソウルもファンクもありますから。身体に響いてくるのはブラックミュージックじゃないかなと思うんですよね。赤坂の人に分かっていただけましたでしょうか…?(笑)

このほか、松重さん主演の『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』の話も詳しく伺いました。ゲストコーナー全編はradikoのタイムフリーで。

10月3日のGUEST ACTIONを聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20191003163145

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)