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BRUTUS西田編集長インタビュー・第一弾はキヤノンの「ペットボトルより軽い」プロジェクター!

見事なお仕事

企業の“見事な”取り組みや新情報をお届けする番組『見事なお仕事』。ポップカルチャーの総合誌「BRUTUS」の編集長でカルチャーに精通する西田善太さんならではの視点で、企業の“見事なお仕事”の内容と秘訣を、インタビュー形式で伺っていきます。

初回のゲストは、キヤノンマーケティングジャパンの鈴木敬済(たかずみ)さん。商品企画を担当する鈴木さんが持ってきてくれたのは、手のひらサイズで、500mlのミネラルウォーターより軽くて、電源がなくても動く、最新プロジェクターでした! 西田さんも思わず「キヤノンさん、仕事が細かい!」とうなった新製品とは!?

「社内では『たかずみ』と呼ばれています」

西田:鈴木さんは、社内ではなんと呼ばれているんですか?

鈴木:「たかずみ」と呼ばれています。

 

西田:下の名前! いい会社ですね。

鈴木:ありがとうございます。

西田:お仕事は商品企画とあります。これは、開発者とは別ですよね?

鈴木:そうです。市場のニーズをキャッチして、それを開発側に共有して……。

西田:ユーザーと開発者との、架け橋になるということですね。どのようなマーケティング調査をされるんでしょうか?

鈴木:家電量販店さんや弊社直販店の店頭に立つ、お客さまと直接話す機会のある人たちに話を聞きます。また、お客様相談センターに寄せられた意見も大事にしています。

西田:そうして集めた情報を開発の方々に伝えるわけですね。商品ができたあとは?

鈴木:完成後のプロモーションも担当します。ホームページを作ったり、店頭で配るパンフレットを作ったり。

小さく軽く電源要らずの「ミニプロくん」

西田:そんな鈴木さんがいま担当されているのが、今日持参されたこのミニプロジェクターなんですね。

鈴木:社内では通称「ミニプロ」と呼んでいます。

西田:では、「ミニプロくん」と呼びましょう。

鈴木:よろしくお願いします(笑)。

西田:まずなんと言っても小さいですね。

鈴木:大きさは、12cm×12cm×3.3cmになります。CD・DVDと近いサイズ感です。

西田:そして軽い。

鈴木:重さは410gで、500mlペットボトル1本より軽いです。

西田:たとえがお上手ですねぇ! 基本は携帯用?

鈴木:はい。カバンに入れて持ち運んでもらう想定です。

西田:となるとバッテリーも。

鈴木:3時間の充電で、2時間使えます。

西田:充分ですね。2時間以上のプレゼンなんてないですし、あるとしたらそのプレゼンはダメでしょうから。

鈴木:(笑)。プレゼンや打ち合わせには充分な駆動時間だと思います。

リモコンがないのはなぜ?

西田:スイッチ入れてみましょうか……起動が早い!

鈴木:実測はしていませんが、10秒程度で立ち上がります。

西田:これはいいですね。昔は、数十秒待つこともあった。そして、すごく明るい。パソコンの液晶と大差ありませんね。

鈴木:最大の特徴は、ミニプロジェクター本体だけで、パソコン・スマホがなくても操作できることなんです。Android OSを搭載しており、パワーポイント、エクセル、ワードも開けます。また、ブラウザもインストール済みなので、スマホとつなぐことなく、単体でYouTubeやNetflixをたのしんでいただくことができます。

西田:それには、どんないいことがあるんでしょうか?

鈴木:スマホと接続して映像を出す小型のプロジェクターは他にもあるのですが、つなぐとスマホの画面がそのまま出てしまいます。その間スマホを触れないうえ、通知が来ると見られてしまう。そこにストレスを感じる方も多いんです。

西田:人にスマホを見せてるときに、LINEの通知が来たりすると恥ずかしいですもんね。これ、リモコンがありませんが操作は?

鈴木:天板がタッチパネルになっています。

西田:なるほど! ずっとどう動かすんだろうと思っていたんですが、そういうことなんですね。MacBookのトラックパッドみたいな感じだ。ちなみに、音って出るんでしょうか。

鈴木:2.5ワットのモノラルスピーカーが付いています

西田:外部のスピーカーにつなげたりも?

鈴木:Bluetooth経由でスピーカーに音声を出力することもできますから、映画・ドラマも快適にご覧いただけます。

西田:完璧じゃないですか。キヤノンさん、仕事が細かい!

鈴木:ありがとうござます!

西田:発売が待ち遠しいですね。いつ、おいくらで発売ですか?

鈴木:10/10に発売となります。オープン価格ですが、弊社のオンラインショップでは、49,800円(税別)で販売予定です。

天井に映せば、寝っ転がりシアターのできあがり

西田:先ほど市場調査が大切だとおっしゃいましたが、ミニプロくんはどんなニーズから生まれたものなのでしょうか?

鈴木:「持ち運びたい」という声ですね。

西田:それは仕事用ですか?

鈴木:仕事もですが、スマホで撮った写真をみんなで観るとか。ビジネス、プライベート問わず、3、4人で同じ画面を観たいという声です。

西田:いわゆる「共有」ですね。たしかに4人ぐらいで一緒にいて、見せたい写真があるとき、携帯をどっちに向けたらいいかわからないことがあります。

鈴木:そうですね。スマートフォンはあくまでひとり用として最適化されていると思うんですが、複数人が集まったときにちょっと不便で。そこに、ミニプロジェクターの出番があるのかなと。

西田:カタログでは、工事現場に持って行って打ちっぱなしの壁に映して進捗確認をしたり、ママ友が集まってこどもの写真を観たりといった用途が提案されていました。他には、どんな使い方ができますか?

鈴木:わたしは自宅に持って帰って、天井に映して、寝ながらYouTubeを観ています(笑)。

西田:いいですねえ。本体をお腹の上に置いて、真上に向けて?

鈴木:いえ(笑)。自動で台形補正する機能があるので、斜めからの投射が可能なんです。カメラ用のミニ三脚を付けて枕元に置いて、斜め上を向けて映しています。天体望遠鏡のような感じで。

西田:三脚も付けられるんですね。やはり、仕事が細かい。

東京オリンピックで大活躍の予感

西田:東京には最近、店主がワンオペで営むような、小さくていいお店が増えています。そういうお店が、2020年に向けて共通で悩んでいることがあって。

鈴木:なんでしょう。

西田:テレビを設置するかどうかです。ふだんはスペースの問題もあって置いてないんですが、来年の夏にはオリンピックがあるでしょう?

鈴木:はい。

西田:お客さんが中継観たさに自宅にこもっちゃうぐらいなら、店内で観られるようにしようかしらっていう店主もいて。それがミニプロくんになったら便利ですよね。何しろ「出し入れ」ができる。

鈴木:チューナーの搭載されたパソコンと接続すれば、テレビを観ることもできます。

西田:そうか! それならぼく、都内5店舗ぐらいに売り込む自信がありますよ(笑)。

鈴木:それはぜひ、お願いします(笑)。

鈴木さんは、プロジェクターが大好き!

西田:ミニプロくんの企画の過程で、鈴木さんが大事にされたことはありますか?

鈴木:ずっと製品とにらめっこしているのではなく、色んな場所に出かけて、できるだけ多ジャンルのものに触れるようにしています。いつも「ここに映したらどうなるんだろう」と考えて過ごしていますね。

西田:それは好きじゃないとできませんね。

鈴木:プロジェクターのことはかなり好きです。やはり商品愛あってのものですから。

西田:プロジェクターに限らず、電化製品にはもはや、目立った弱点がないんですよね。一見完璧で、工夫の余地がないように見える。でも、たとえばプロジェクターを小さく、軽く、持ち運びやすくするだけで……だけでってそれが大変なんだろうけれど(笑)。

鈴木:ですね(笑)。

西田:軽量コンパクトにすることで、これだけ用途が広がる。きっと発売後には、鈴木さんたちが想像もしてなかった使い方もされるんでしょうね。その可能性の拡大が、企画や開発といったお仕事のおもしろさだと思います。

鈴木:はい! わたしも、たのしみです。

西田:まったくもって、見事なお仕事です。

商品リンクはこちら!
https://canon.jp/newsrelease/2019-08/pr-c-13w.html

10月6日放送http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20191006115500

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