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参考書がスマホアプリで読み放題!

森本毅郎 スタンバイ!

この時期受験生にとっては「部活も引退して、本腰を入れて受験勉強を始める時期」かと思います。ただ昔と比べて、受験生の勉強の仕方がだいぶ変わってきているようなんです。10月10日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

 

参考書がスマホアプリで読み放題!http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20191010073350

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

★受験生の半数が「スマ勉」派!?

若者達はどんな方法で受験勉強をしているのか?現役大学生に受験当時を振り返って聞いてきました。

●「電車の中とかで携帯で、単語を覚えるときとかに使ってました。混んでるときとかは紙の参考書だと邪魔になるから、携帯で見て勉強してました。
●「英単語のアプリとか、リスニングとかのユーチューブ使って、紙だとかさばるんで、電車の中とかで手軽にできるのがいいかなと思います。

最近では「スマ勉」という言葉も出てきていて、スマートフォンのアプリを活用したり、勉強系のユーチューバーの動画を見て勉強するという高校生が増えているようなんです。街できいた感じでは半数が「スマ勉」経験者でした。

「スマ勉」派の意見としては、アプリだったらかさばらないし、混んでる電車内でも勉強ができる。一方、紙派は直接書き込めるですとか、スマホだとあまり勉強している手ごたえがないという人もいました。

そこで先進的な学校では、英単語の参考書を、紙のものとアプリのもの両方を生徒に提供して、好きなほうを使っていいよ、としている所もあるそうです。

★参考書読み放題!?ポルト!

こういった時代の流れを受けて、先月、参考書に関する新しいアプリが登場しました。その名も「ポルト」。開発担当のスタディプラス株式会社 長田拓也さんのお話です。

スタディプラス株式会社 長田拓也さん
スマホで使える電子参考書が使い放題のサービスをリリースさせて頂きました。月額980円で全てのコンテンツが使い放題となります。出版社から紙の参考書のデータをもらって、スマホの縦長のサイズに組みなおしを行っていて、実はキンドルとか他の電子書籍のサービスで参考書は実は出てるんですけど、やはり紙のままのレイアウトがそのまま載ってますので、どうしてもスマホだと見づらい。そこがこだわってるところの1つですね。

電子書籍そのものは既に普及していますが、ポルトは、大学受験の参考書に特化した読み放題のサービス。国語・英語・数学・理科・社会の参考書、12の出版社のあわせて30冊を使うことができて、私の受験時代にも使ったことがあるような鉄板の参考書も収録されています。

レイアウトに特にこだわりがあるということで、例えば英語や国語の長文問題。長文では問題文と設問を行ったり来たりしますが、それをしやすいように2つの画面に分割して見られるなど、工夫がされています。

★CDプレイヤーが無くても英語の発音が確認できる!

特に英単語の参考書では、スマホアプリならではの機能が盛り込まれています。「夢をかなえる英単語 新ユメタン」を提供する、株式会社アルクの牛山泰祟さんのお話です。

株式会社アルク牛山泰祟さん
これから学習しようとしている英単語や例文について、知っている/知らないに振り分ける機能がある。知らない単語だけをあとで集中的に学習できるので学習の効率化が図れる。この本はCD付き書籍なんですけど音声はアプリの中で再生ボタンを押すことによって再生できるので、いちいちCDを再生しなくてもよい。CDを再生するプレイヤーが家に無いという人もいて今回ポルトに参入するにあたって、スマホアプリの特徴を生かした効率的な学習ができるようになると思うので、それを十分に活用して学習に励んでいただきたいと思っています。

スマホが普及している昨今では、音楽もスマホで聞くという人が多く、CDプレイヤーが家にないという受験生も増えているんですね。なので、こちら書籍版の「ユメタン」にあるような英語の発音が収録されたCDも聞く手段がない人もいます。そこでポルトでは該当するページを開いて再生ボタンを押せば良いだけになっています。

また単語を覚える方法にしても、「テストをする」という項目があって、「知っている」「知らない」を1つ1つチェックをつけていけば、知らない単語だけリスト化されて、集中的に復習ができます。単語を紙や単語カードに書き出したりしていた時代からずいぶん進化しています。

今回ポルトにはアルクの他にも講談社、山川出版社など名だたる企業が参加しています。出版社側としてもデジタル化の波の中でどのような戦略をとるか模索していたところに、定額の読み放題サービスであれば、1つの収益源にもなり、数々の企業が参画しているということです。

★データ化する事で見える新たな展望

そんな「ポルト」、今後さらなる展開も考えているということです。スタディプラス株式会社 長田さんのお話です。

スタディプラス株式会社 長田拓也さん
例えばこの参考書のどこまで進んだとか、どの問題ができた、できなかったというデータも取れるし、その方がどの大学に合格されたとか、どれくらい勉強したのかとか、そういったのもデータとして取れていきますので、それを元にレコメンドしてあげる。例えばこの大学に行きたければこの参考書をこういう風に勉強したら合格できそうだよ、みたいな、そういったものをサービスとして提供していきたいなという、そういった狙いもあるかなと思います。

「ポルト」に受験生の学習データが蓄積されることで、今後は自分の志望校に特化した参考書の使い方も分かるかもしれませんね。