TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』(平日22時~生放送)
新世代の評論家・荻上チキがお送りする発信型ニュース番組。
22時50分頃〜 Main Session
「日本でも配信直後から大ヒットの『ポケモンGO』!
鈴木謙介さんと読み解くブームの本質とは?」
【スタジオゲスト】
『文化系トークラジオ Life』のパーソナリティでもお馴染み
関西学院大学・准教授で社会学者の鈴木謙介さん
【電話ゲスト】
関西大学総合情報学部・特任准教授でゲーム研究者の井上明人さん
世界中で話題になっているスマートフォンゲーム『ポケモンGO』が
先週金曜日から日本でも配信され、この週末も、各地で大ブームとなっています。
東京都墨田区の錦糸公園では、「珍しいキャラクターが出現」するという理由から
深夜にも関わらず数百人が集まったほか、名古屋の鶴舞公園や、大阪城公園など、
ゲームの人気スポットになった場所では、ユーザーが大勢詰めかけました。
また、鳥取県の平井知事は、「安全にゲームを楽しめる場所なので、
夏休みの旅の目的地として選んでもらいたい」と述べ、
鳥取砂丘を「ゲーム解放区」とするなど、
観光客の誘致の材料としても、期待が高まっています。
一方で、警察庁は、運転中に「ポケモンGO」をしたとして摘発した
ケースが22日以降、全国で74件に上ると明らかにするなど、
「ながらスマホ」や「歩きスマホ」など、安全への取り組みも課題となっています。
配信から4日目を迎え、改めて「ポケモンGO」のブームは一体何を意味し、
社会やゲーム業界に何をもらたらしたのか読み解きました。