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【作品紹介】さすらいのアラスモン/メアリ・ド・モーガン(9月4日、11日放送)

ラジオシアター~文学の扉

1851年に生まれたメアリ・ド・モーガンは、1907年、57歳で亡くなりました。
お話を聞かせるのが大の得意で、
いつも、子供たちを集めては自分で作ったお話を聞かせていました。
その子供たちの中には、
のちにノーベル文学賞を受賞する『ジャングル・ブック』の作者、ラドヤード・キップリングもいました。

やがて、子供たちに語ったお話をもとに、メアリ・ド・モーガンは、童話を書くようになります。
風の妖精に踊りを習った娘の話、
王子たちを次々と首飾りに替える悪い姫さまの話、声を盗まれた少年の話など、
奇抜なストーリーの中に、こまやかな心理描写や、鋭い文明批評が織り込まれていたので、
子供たちだけではなく、多くの大人たちも惹きつけられました。
その生涯に残した作品は、短編集がたった3冊。
その小さな作品たちは、どれも、古びることなく、いまも繰り返し読まれています。

        

『さすらいのアラスモン』は、今から180年ほど前、イギリスで書かれたファンタジーです。
※今回は、『文学の扉』公開録音バージョンということで、少し原作を変えています。

「さすらいのアラスモン」

アラスモンとクリシアの夫婦は、放浪の楽師。
ある時、ふたりが立ち寄った村は荒れ果てていて、村人たちの表情も明るくありません。
その村が、小鬼によって呪いがかけられていた事を知った、妻・クリシアは、
呪いを解くためにある行動を思い立ちます…。