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【作品紹介】 人魚姫/アンデルセン(9月18日、25日放送)

ラジオシアター~文学の扉

アンデルセンは、1805年、デンマークに生まれました。
彼の人生は、挫折の連続でした。
十代には、オペラ歌手を目指し、バレエ団に所属したこともありましたが、夢破れ、
文学に傾倒しますが、才能がないと言われ・・・。

ただ、失意の中でも彼はとにかく前へ前へとすすみました。
1833年、彼が28歳のときにスイスの山にこもって書いた
『アグネーテと人魚』という作品も、酷評されますが、
これが、のちに傑作と評される『人魚姫』の原型になったのです。

『人魚姫』のもとになるお話は、ヨーロッパ各地に民話や伝説として多く残されていました。
しかし、そのほとんどが、人魚が人間をうらみ復讐するというメルヘン的な要素がないものでした。アンデルセンは、そこに「犠牲」というテーマを入れて、世界中から支持を得ました。
これほどのちのひとに愛される作品になるとは、
もしかしたらアンデルセンも思わなかったかもしれません。

 

「人魚姫」

人魚姫は、15歳になって、初めて海の上にあがりました。
そこで船の上の王子に恋をします。その船が嵐に合い、難破。
海に投げ出された王子を助けたのは、人魚姫でした。
でも、王子は、自分を助けたのを流れ着いた島の修道女と勘違いしてしまいます。
人魚姫は王子を忘れることができずに、魔女の力を借りて、王子の前に姿を現します…