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放送中

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量子論に再挑戦!?

久米宏 ラジオなんですけど

TBSラジオで毎週土曜日、午後1時から放送している「久米宏 ラジオなんですけど」。
2/27(土)の放送では、量子コンピュータの開発に取り組んでいる国立情報学研究所の根本香絵さんが、先月に引き続き2度目のご登場。

スタジオ風景

夢のマシンといわれる量子コンピュータの仕組みを伺うために先月(2016年1月23日)お話を伺いましたが、あのアインシュタインも悩ませた不思議な「量子」の話に久米さんもほとんどお手上げ…。
「量子とは物質のことではなく、概念・考え方」「物質にはあまねく量子的な性質がある」という量子論の入口が分かっただけで終わってしまいました。

そこでもう一度チャレンジを…という久米さんの希望で、先日ウィーンから帰国したばかりの根本さんに異例の緊急再登場をお願いしました。
今回は根本さんから「その通りです!」という言葉を何度か聞くことができて、久米さんも前回のリベンジを果たせたのではないでしょうか。

スタジオ風景2

コンピュータは電子を使って計算しています。一方、量子コンピュータは電子の「量子的な状態」を利用します。ここが全く違うところで、従来のコンピュータが100年かかる複雑な計算も一瞬でこなすことが可能になります。ただし量子的な状態をきちんと制御するのが難しいんだそうです。

根本さんによれば、量子コンピュータが私たちの暮らしの中に入ってくるとしたら、今のパソコンやスマートフォンのように一人一人が使うというよりは、ひとつの大きな量子コンピュータに処理させた情報を利用するということになるのではないかということでした。

量子コンピュータを私たちが使えるようになる日はいつか? 久米さんは意外と早い気がすると言っていましたが、はたしてどうでしょう。日進月歩の分野ですから、また根本さんにお話を伺う機会があるかもしれませんね!

根本香絵さんのご感想

根本香絵さん

またこのような機会をいただいたことは大変ありがたいと思います。
ウィーンから1週間前に帰ってきたところで、ちょっと思い出せない日本語がありましたけど(笑)。

前回(2016年1月23日)は量子の性質の話でしたが、今回は量子コンピュータにフォーカスして、量子コンピュータとは何か、それが私たちの生活にどんな影響があるかという内容でした。
量子コンピュータができたら宇宙、医学、生物といった複雑系の研究に利用されることがまず考えられます。
私たちの身近なところで言えば、例えば量子コンピュータそのものが入った携帯電話というのは難しいと思いますが、量子コンピュータの技術を利用した携帯電話というのはできるかもしれませんね。