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9月11日(日)「明治時代から作られる『鎌倉ハム』の工場見学」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの阿部真澄 です。
放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

阿部真澄
TBSラジオキャスター。スノーボード・サッカー・ゴルフなど、アウトドア大好き!

今日は、明治時代からハム作りを行っている
「鎌倉ハム富岡商会」本社工場に行ってきました。
今年の6月にリニューアルオープンして、誰でも無料で自由に見学ができます。また、「鎌倉ハム」とは何か?歴史資料館で鎌倉ハムの歴史を学ぶこともできます。

鎌倉ハム1

▲明治時代から続く「鎌倉ハム富岡商会」のエンブレム

館内に入ると、「鎌倉ハム」の歴史がわかるパネル展示があります。

~鎌倉ハムの誕生~

明治時代、鎌倉郡(現横浜市戸塚区)に来日したイギリス人のコック:ウィリアム・カーティスが、日本に住む外国人向けにハムを作って提供していました。当時作っていたハムは、豚の足1本まるまるつかった「骨付きハム」(重さ9キロ)です。

ただ、当時日本人にはハムのレシピを教えなかったので、日本人にとってハムは未知の食べ物。「ハムは小判千両に匹敵する高級なもの」なんていう噂も流れていたようです。

そんなある日、カーティスのハム工場が火事になり、そのときに必死に消火活動をしたのが近所に住む日本人。工場を救ってくれたお礼に、カーティスがハムの作り方を教えてくれたのです。明治時代の終わりには、8社がカーティスが教えてくれた骨付きの「鎌倉ハム」を作っていました。

「鎌倉ハム」は商品名や会社名というわけではなく、ハムのブランドの一つだったんですね!昭和に入り、「鎌倉ハム」を作る会社が全国的に出てきたそうなのですが、明治時代から変わらず、カーティス直伝の「鎌倉ハム」を鎌倉の地で作り続けているのは「鎌倉ハム富岡商会」だけということです。

鎌倉ハム4

▲「骨付きハム」重い!(ウン万円します。)と鎌倉ハム富岡商会 秋本さん

歴史を学んだ後は、いよいよ工場見学!肉のブロックの脂身をさっとナイフでそぎ落とす職人さんの作業や、完成したハムが機械から出てきて梱包される様子など、ハムが完成するまでの工程が見られます。

鎌倉ハム3

▲次々と運ばれてくる豚のブロックを素早くナイフでさばきます!

明治時代から伝わる製法作られているのが、鎌倉ハム富岡商会イチオシの「布巻きロースハム」です。

~「布巻きロースハムの製法」~

1.「磨き」肉のすじを取り除き、赤身と脂肪のバランス調整
2.「漬け込み」秘伝の調味液に9日~10日漬け込む
3.「布巻き」漬けた肉を木綿の布で巻き形を整え糸で縛る
4.「燻製」さくらチップでじっくりスモーク

全て手作業!ハム1本が完成するのに、約2週間かかります。肉の味がしっかりしていて、燻製のいい香りも。とても美味しかったです。

鎌倉ハム2

▲「布巻きロースハム」(鎌倉ハム富岡商会ホームページより)

工場見学を終えると、おまちかね!ハムの試食タイムです。その日によって食べられるハムの種類は違うそうですが、効きハムをして自分の好みに合ったハムを見つけるのもいいですね。(ちなみに私はももハムとほそびきソーセージが好みでした)勿論、気に入ったハムはその場で買うこともできます。

鎌倉ハム5

▲左上から時計回りにホワイトロースハム・ほそびきソーセージ・熟成ももハム・熟成ロースハム

歴史を学んで、実際に作られている様子を見てから食べる「鎌倉ハム」は格別。食欲の秋、工場好きにもハム好きにもおすすめのスポットです。

※中継コーナー「にち10 おでかけリサーチ」は『安住紳一郎の日曜天国』内 10時30分頃に放送中です!