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アーノルド・パーマーさん死去 傘のマークは若者に人気!?

森本毅郎 スタンバイ!

森本 毅郎・スタンバイ!ロゴ

 

1950年代後半から70年代にかけて男子ゴルフ界に君臨したアーノルド・パーマーさんが、25日、お亡くなりになりました。87歳。同年代に活躍したジャック・ニクラスさんはフェイスブックで悲しみました。パーマーさんといえば、そのプレーだけでなく、傘のワンポイントが入ったウェアもおなじみです。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!今日9月27日(火)は、レポーター近堂かおりが『アーノルド・パーマーさん死去 傘のマークは若者に人気!?』をテーマに取材しました!

現場にアタック(近堂かおり)

現場にアタックレポーターの近堂かおり

まずは、きのうの訃報を受けて、アーノルドパーマーブランドを扱っている株式会社レナウン ライフスタイル戦略事業部 アーノルドパーマータイムレス ユニットのユニットマネージャー 濵田芳彰さんにお話を伺いました。

★70年代、傘マークの服大人気!!

濵田芳彰さん
アーノルド・パーマーは1960年代に名をはせた三大ゴルフプレーヤーの一人なんですが、彼の前向きな戦いが有名になり、また彼の考え方とか生き方が当時の人々から非常に支持を受けました。あとファンサービスに長けていたということで、見られることを意識していたので、ワイルドなアクションしたり、グリーン上で栄えるカラーを好んでよく着たと聞いております。

濵田さんにお聞きすると、アーノルドパーマーは、日本ではレナウンが契約して1972年から展開している。ゴルフをやらない人でもアーノルドパーマーのウェアは着ていたと聞きます。きのうパーマーさんの訃報を受けて街のみなさんに伺ったところ、やはりあの傘のウェアの思い浮かべる人が多かったです。

60代男性
私が若い頃に流行りましたよね、アーノルドパーマーね。いつだろう?20代だとすると、かれこれ30年から40年前。着てましたね、ポロシャツみたいなもの。
70代女性
アーノルドパーマー? 私が若い頃、Tシャツとかポロシャツを買ってました。短いスカートとか。…私、持ってました、ベージュの(照れ笑い)。

特に1960年代から80年代ぐらいまで「お父さん御用達のウェア」といっても過言でない。友達のお父さん、親戚のおじさん、近所のおじいちゃん、みんなアーノルドパーマー。今60~70代の方だと「自分が着ていた」、その子供の世代40~50代だと「自分の父がよく着ていた」。アーノルドパーマーのシャツといえば「お父さん」「おじさん」のイメージが強いですよね。
ところが、20代、30代の若い人、しかも女性たちから、こんな声も聞かれたんです。

★傘=お父さん、じゃない!?

20代女性
アーノルドパーマー、かわいいイメージです。お洋服とか、駅ビルとかファッションビルで見たことがあります。
20代女性
アーノルドパー…、あ、わかった! ここ(胸)にマークがあるやつだ。おじさんのイメージ? いや、まったくないですね。ないです、ないです。
20代女性
確かに親の世代の洋服というイメージもあるんですけど、私は小物とかをよく見ます。ポーチとかハンカチとか、昔からすごくかわいいイメージです、私は。

おじさんのイメージは無い? かわいいイメージ??
そうなんです。今ラジオをお聞きのお父さんたちも、「いつからアーノルドパーマーがヤングな女の子たちのブランドになったんだ?」と思ったかもしれません。そこで、またレナウンの濵田芳彰さんに聞きました。

濵田芳彰さん
実は2000年にリブランディングをして、ヤングのレディースに特化した”アーニー アーノルドパーマー”というブランドを展開しておりました。そこから2004年に”アーノルドパーマータイムレス”という事業がスタートしました。これはレディース、メンズ、キッズ、ファミリーで、トータルなカジュアル服を提案しているブランドです。

お父さん世代に絶大な人気を誇ったおかげで、「お父さんの服」というイメージが固定。さらに90年代になってくるとブランドの人気そのものにかげりが。そこで2000年に思い切り振り切って、ヤングな女子向けの新しいブランドを興し、原宿などに店を展開。すると傘のマーク=お父さんというイメージを知らない世代が「かわいい」と飛びついた。そして2004年に改めてファミリーのみんなが着られるデザインの服を展開していたのです。パーマーさんのゴルフ同様、攻めの姿勢。アーノルドパーマーはお父さんたちが知らない間に「脱お父さん」路線になっていた。

★一方、黄金の熊は・・・?

ここで思い出したのが、傘のマークと並ぶ、もう一つのお父さん御用達ブランド。そう、金色のクマ、「ゴールデンベア」。ジャック・ニクラウスさんのブランドです!こちらはアーノルドパーマーの路線変更をどうみているのか?

ゴールデンベアブランドを扱っている株式会社コスギ ライセンス貿易部 内山博章さんにお聞きした。

内山博章さん
それこそパーマーさんとニクラウスさんのライバル関係に象徴されるようなゴルフのイメージがおそらく今の60代以上の方は持っていらっしゃるでしょうし、カサとクマの対決がご本人のゴルフの試合と同じようなイメージを持っている方は結構多いと思います。今のゴールデンベアはまったくゴルフだけのブランドではなく、どちらかというとカジュアルブランド。その中にニクラウスさんが持っている、家族を大切にする人柄といったものをコンセプトにして展開しています。(父というイメージが大事?)いえ、そこにこだわっているわけではなく、団塊ジュニアを意識したホワイトレーベルも展開中です。

ゴールデンベアはあくまで「お父さん路線」でいくのかと思いきや、こちらもファミリー向けに展開を図っていた。やはり永遠のライバル!なんですね。

謹んでアーノルド・パーマーさんのご冥福をお祈りいたします。


TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」は月~金6:30-8:30放送中。
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