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お坊さんの恋

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

愛媛県四国中央市の「ハレーすい星」さんからのお便りをご紹介しました。

ペギー葉山さんの歌、『南国土佐を後にして』の中に、『土佐の高知の播磨屋橋で坊さん かんざし買うを見た』というフレーズをお聞きになった方も多いと思います。皆さんはこの歌詞に出てくる「坊さん」が、実在の人物だったことをご存知でしょうか。実はこのお坊さんには悲恋の物語があります。

時は、安政二年のこと。僧侶の「純信」と町娘の「お馬」は思い合った末、許されぬ仲を嘆いて土佐藩の関所を破って駆け落ちしますが、すぐに役人につかまってしまいます。お馬は土佐に連れ戻され、純信は三日間のさらし者にされたのち、藩外追放の身となり、伊予の国・川之江に追放されました。そののち、純信はお馬に会いたいと何度も手紙を出そうとしますが、その願いが叶う事はありませんでした。後年、純信の悲恋を偲んで、川之江に「純信堂」という建物が建立されたそうです。国道11号線の沿道わきに隠れるようにひっそりと建っていて、今では『恋愛の神様』として知る人ぞ知る静かな名所になっています。

純信さんと、お馬さんの悲しい恋。調べた所、二人が駆け落ちしたのは純信さんが37歳。お馬さんが17歳の頃だったそうです。二人は追放後も、変装をしてまで密会したそうですが、それも見つかり、再び追放。離れ離れにさせられてしまいました。 その後、お馬さんは結婚したため、純信は手紙を送る事を生涯を終えるまで控えたという事です。なお、届かなかったラブレターは、ふすまの下貼りにされていました。うーん。切ない。 

★番組でかけた曲
「南国土佐を後にして」/ペギー葉山


TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」
月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
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