お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


野口英世の誕生日

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

11月9日は、世界的な細菌学者・野口英世の誕生日です。

1876年・明治9年に、福島県で誕生。
1歳半の時に、左手に大やけどを負いましたが、家族や周囲の人たちに支えられ、その苦難を克服、医学の道を志しました。
彼が力を注いだのは、当時、治療がむずかしかった病気の、原因を究明すること。
その功績が認められて、ノーベル賞の候補にもなっています。

「野口英世」・・・
この名前を聞いただけで「千円札のあの顔が浮かぶ」という方も多いことでしょう。
でも、この「英世」という名前は、あとからつけられたものでした。
もともとの名前は「野口清作」。
本人が、ある出来事から改名を希望して「英世」という名前になりました。
さて、その出来事とは・・・

明治時代のなかばに、ベストセラーになった小説があります。
坪内逍遥が書いた『当世書生気質』。
医者をめざす優秀な学生が、勉強を怠けて堕落してしまうというストーリーの小説です。
この小説の主人公の名前が「野々口精作」。
若いときにこれを読んだ野口清作は、自分とあまりにも似た名前にショックを受けます。

「野口」より「の」がひとつ多い…とか、「清作」の「せい」という漢字がちょっと違う…といった違いは、あることにはあるのですが、彼はどうしてもイヤだったようです。
主人公のような人生を歩まないように…と、改名を希望。
恩師に、新しい名前をつけてもらいました。
それが、私たちもよく知っている「英世」という名前です。

もし、この小説と出逢わなかったら、彼はきっと「清作」のままだったのでしょうね。
「野口清作」・・・この名前では、どうもあの顔が浮かんできません。
千円札の顔が浮かんでくるのは、やっぱり「野口英世」のほうですね。


TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」
月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。